◇薔薇のない花屋 第8話◇
なんていうか、話全体にあざとさ漂うというか、泣きのポイントあり、じーんとするところもあるのに、なーんかすっきりしないというか・・・。
香取くんから三浦友和の元へ行くように言われた雫、香取くんの愛情を試す為、クラスメート20人とパペットマペット頭巾を被って、仕掛けたのは「さあどれが雫でしょう」クイズ。
学校へと駆けつけ、机のバリケードに囲まれた教室に入る香取くん。担任の釈由美子もグル、他の教師も趣旨を理解して教室の外で見守っている。
て、どんな学校やねん!?みんな理解あるんやね・・・。
「雫と膝小僧が違う」「肩幅が違う」「雫はゴキブリを恐がらない」・・・いろんな条件でふるいにかけ、でも最後の一人に「違うよね」って言って、カーテンの影に隠れている雫に語りかける香取くん。
泣かすわ・・・。親の愛情を感じるねぇ。
という状況の裏で、香取くんが雫の父親ではないと知った竹内結子が、そのビデオを菱田さんに見せてたりして。相変わらず「事実は間接的に広がってく」このドラマ。
しかし、香取くんが事実を知ってると分ってて、フツーに彼の傍にいる竹内結子、やっぱり許せん。彼女のせいで花屋をたたんで家を追い出される香取くん、そんな彼に「一緒に暮らして。女の方からこんなこと言うなんて勇気がいるのよ」みたいな。意味分らんし。てか、香取くんもOKしてるし!!ま、「おれ達、期間限定ですよね」て言ってたけど。
まあこんな出会い方で経過を辿れば、その関係は永遠ではないと思うわな、普通。でも、離れられないんじゃないのー!?
にしても、哀れな三浦友和。一人娘は子供を産んで亡くなり、娘を孕ませた男に復讐したつもりが人違い、孫を引き取って出て行った妻を呼び戻そうと思ったら、顧問弁護士に取られちゃって、極めつけは、子供の本当の父親(多分)を信頼して自分の病院に呼んじゃって。救いは、孫の笑顔だけ、てか!?
ここにきて、キーパーソン玉山鉄二くん登場!アル中で手が震えて手術が出来ない三浦友和が、竹内結子の父親の手術をする為に呼んだ医者、それが彼。竹内結子が三浦友和に「お花屋さんは父親ではない」と告げ、「彼はもしかしたら本当の父親を知っていて、
復讐する為に探していたのかもしれない」なんて言葉と、そして玉山くんに呼び出されて東京タワーに向かう香取くんの映像が交互に流れ、バックには不穏な音楽、玉山くんを見つけて、ポケットに手を入れたまま彼の方に歩いていく香取くん、近づいて正面からナイフで刺したーーーーーーー!!!
と見せかけて、がっしり握手。
「おれ達が信じるのは」「世界でおれ達だけ」みたいな。
あ、そですか・・・。
「名もなき戦士」て言ってたから、おそらく同じ境遇で同じ施設で育った、とかかな。だったら、あの雫母の言ってることが、香取くんだけでなく玉山くんに当てはまるのも納得だし。しっかし、なんとも思わせぶりすぎじゃないっすか、野島さん!?
そして、最後に玉山くんとがっしり抱擁を交わしたときの香取くんの笑い。なーんか、ぞわっとするような笑み。やっぱりただのいい人じゃないよなぁ。心の奥底に、得体の知れないもの、隠してるよなぁ。これからも、驚きにつぐ驚きなんですかね、野島さん?
なんか一番まともなのは、周りに流されて借金まみれになりながらも、孤独を感じて香取くんの家でひとり涙する、松田翔太くんだな。


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